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■□■一行日報■□■:2002/10/13
久し振りに、週刊キムライサオ更新。

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週刊キムライサオ
第4号 2002年10月13日

「サコピー」

 皆さん、あだ名ってありますか?
 それとあだ名で呼んでる友達っていますか?

 中学時代までは、結構あだ名ってつけたりつけられたりしてたけど、高校、大学と進むにつれて呼び捨てで呼び合うことはあっても、なかなか弾けた感じのあだ名では呼び合ったりはしなくなりました。今なんかもう、社会人になっちゃったし。

 ちなみに、僕の昔のあだ名は「キムッチョ」。自分で書いといてなんだけど、いまさら出すとやはり少し照れます。

*  *  *

 今年の春、実家に帰ったときのこと、中学を入る少し前から付き合いのある友人の「モリヤン」こと森崎君(仮名)と遊ぼうということになりました。
 おっと、ここであだな登場。「モリヤン」です。さすがにこの年になって「モリヤン」はないかな?とはもちろん思うのだけれど、ずっとそう呼んできたので、なんか変えずらい部分もあって今でも半分くらいは、やはり呼んでしまうわけです。
 いいの、これはこれでいいのです。向こうも半分くらいは、僕のこと「キムッチョ」て呼ぶし(キモイって言うな?)。

 それで、その「モリヤン」ともう一人で遊ぶことになりました。もう一人は、モリヤンの同僚で、僕とモリヤン、お互いの中学時代の同級生でもある「サコピー」こと岩迫君(仮名)です。僕とは中学卒業後、一度も会ってないので、ええと・・・、8年!8年ぶりの再会です。

 ここでちょっと個人的えまーじぇんしー。
 岩迫君(仮名)とは中学時代の同級生、当時僕らは、お互い「サコピー」、「キムッチョ」とだけ呼び合っていたわけで。でも僕らは、もう丸8年も会ってなかったわけで。そんな僕らも当時もう23歳になっていたわけで・・・。

 俺は、社会人になるのを目前に控えた一男子として、「キムッチョ」と呼ばれるのか?
 そして、8年会ってない既に社会人を数年こなしている成年男子であるところの彼を「サコピー」と呼ぶのか?
 呼べるのか?
 呼んでしまうのか!?

 こんなどうでもよさそうなことで、一人逡巡したりもしてました。そして、話を進めて、いざ3人で会った時。
 とりあえず、みんな久し振りー、って感じで挨拶を交わしあうのだけれど、言葉は交わしつつも、お互いの名前(あだ名含む)を呼び合わない僕とサコピー。
 いかん。こんなの全然良くないです。モリヤンとサコピーは高校、大学と別だったけど、職場が同じになってから一年は経ってるので、関係もとっくにこなれて、「森崎(仮名)」、「岩迫(仮名)」と普通に呼び合ってます。この一種の緊張関係は僕とサコピーの間だけに存在しているのです。

 なんとか、この溝を埋めねば。
 しかし、いきなり「サコピー、あのさぁ」とは呼びかけにくい。そこで会話のなかで、セリフの最後にさりげなく「サコピー」を入れてみます。

僕:「そうそう、そうだよね〜、・・・サコピー。」

 すると、するとです。

サコピー:「そうなんだよ、やっぱ分かる?・・・キムッチョ。」

 きた、きた、きたぁああ!!
 サコピー、明らかに僕と歩調をあわせてくれてます。しかし、今後もあだ名で呼び合うのは、また久し振りに会ったとき同じ問題が発生する可能性があります。よーし、もう一ステップだ!

僕:「そういえばさ、あれどうしてる?・・・岩迫君(仮名)。」
サコピー:「そりゃー、やっぱあーしてるよ?・・・キムラ君。」

 よし、よしよしよし!
 これで僕らはもう大丈夫です!!僕も安心して次のセリフはのっけから「岩迫君(仮名)、やっぱりねー!!」と言えます。
 こうして僕らは、少しずつまた仲良くなっていったのです。
 いやぁー、良かった。


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